今回はなぜ僕がアンギットゥの雪国を開設しようとしたのか、について書きたいと思います。
それにはまず、僕が投稿作家時代だったことを語らなければいけません。
アンギットゥの雪国を開設するまえは投稿作家でした。
光と闇の狭間というサイトです。
期間は短かったですし、知っているひとは少ないと思います。
輝きをみた
僕が投稿小説を書こうと思った一番の理由は、輝きを見たことですね。
たかが二次小説で輝きを見るとかw と思われるかもしれません。
しかしほんとうに凄かった。
光と闇の狭間である投稿作家——ニクスさんです。
ニクスさんの作品が更新されるたびに、アクセスが100ずつあがっていくのです。
とても面白い作品でしたが、面白い作品は別サイトにもあります。
なぜこの作品がこんなに人気なのか? と思うほど伸びていましたね。
どこから読者が来るのかはわかりません。ひょっとしたら口コミかも知れないし、他の手段だったかもしれません。
2ch関係のスレを可能な限り探しましたが、話題としてはあがっていなかったので、口コミの可能性が高いかなと思っています。
とにかく凄かったです。
だから僕も同じように活躍したいと思いました。
現実は厳しい
いま現在、僕は小説家になろうに投稿していますが人気はありません。
同じように僕の書いた作品もまったく人気がありませんでした。
才能がないと嘆きました。
しかし僕も輝きたい!
だったら僕もサイトを開設すれば良いじゃないか! そう思ったのです。
投稿サイト管理人の対応が冷たいのも理由でした
あの頃の僕は、かまってちゃんでした。
いまと比べてあまりにも稚拙で恥ずかしい作品でしたし、二次小説の鬼門と言われるクロスオーバー作品を投稿していました。
だから仕方ないと思っています。
ただ当時の僕は管理人になって見返してやりたい気持ちはありました。
一城の主になりたいという気持ちも
サイトは誰でも作れますが、一種のステータス的な面がありました。
ある常連の方が「一条の主ですね」と軽く言っていましたし、別の常連の方が「自サイト持ちの作家さんは上手い」という発言をしてしましたから、やはりステータス的な面はあったと思います。
理由は三つ。思い切って開設してみた
独立に合わせて投稿作品を削除してもらい、四苦八苦しながら開設してみました。
慣れない作業だったので大変でしたね。
何日も掛けて、ようやく開設しました。
カウンターを設置したり、サーバースペースを確保したり。
いまでは当たり前に出来る最低限の手順ですが、はじめての作業はとても大変でした。
またサイトを開設するに辺り、好きな作家さんの作品を掲載したいので掲載していただけないかのメールを二〇名ほどの方に出して了承していただきました。
開設初日から300ヒット!
ビックリしましたね。
まさか初日から正確には330ヒットもするなんて青天の霹靂でした。
そんなにアクセスがあるとは思いもしなかったです。
とても嬉しかった反面、かなりプレッシャーでした。
20〜30ヒットが良いところかなと思っていましたし、運営の経験はありません。
330ヒットの訪問者のなかには荒らしもいるかもしれない。
そうなったときに対処できるかも心配です。
サイトを開設してすぐに閉鎖したくはありませんが、炎上して閉鎖するサイトを見たことがありますからね。
嬉しさよりも不安のほうが勝っていましたね。
いま思えばそれなりに読まれていたのかな?
初日から300ヒットという大ヒットを記録したのは、実は僕の作品はそれなりに読まれていてファンがいたってことなのかと考えてしまいます。
最初に投稿していたサイトで投稿作家は合計六名。
そのなかで一番感想が貰えなくて落ち込んでいたので当時は落ち込んでいましたが、感想が書かれない作品というのはあるんですよね。
僕の作品も感想を書きづらい作品だったのかな? という気がしますね。
まあどこの投稿サイトでもそうですが、感想というのはよほど人気がないと書かれないものです。
投稿作家のなかで僕が一番下手だったのは確かなので、感想がないのは当然だと思います。
あとがき
まあ若かったなあとw
14年前ですからね。
人気サイト管理人になれたのはラッキーでしたが、底辺作家なのは今も昔も変わらずです。
処女作はあまりにも恥ずかしくて読むことも出来ませんが、書いたことで素敵な出会いがあったので挑戦してよかったです。