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イラクが舞台です。
登場人物がわずか三人。
しかもそのうちの一人が姿が見えない狙撃手という低予算な映画です。
一応はヘリも出てきますが、狙撃手から逃れるために壁に隠れている主人公の場面がほとんどなのでセット代もほとんど掛かっていないはずです。
低予算でしたが、普通に面白かったですね。
たまにはこういう映画を見るのもいいかな。
スナイパーが嫌われる理由がわかる映画でもありますね。
シナリオ
基本的には主人公と謎の凄腕狙撃手との会話がメインです。
長々と続く会話には意味があり、その意味がわかったときにはゾッとします。
主人公は殺されたくないので生き残ろうと色々としますが、無意味です。
まさしく格が違い、さらに謎の狙撃手は米軍の通信網にも割り込んできます。
狙撃手の典型的な残酷な手口として、行軍中の小隊の一人の兵士を負傷させて助けに駆けつけた兵士たちを狙い殺すというのがありますが、それと同じやり方です。
救助用のヘリを呼んで、そのヘリも撃ち落とすので損害面から見れば一個小隊レベルではありませんね。
キャラクター
主人公はまあ普通のキャラクターです。
それ故に感情移入しやすく、冷酷な狙撃手に駆られる恐怖に共感しやすいです。
映像
特に優れたものはありません。
映像的には地味です。
ただそれ故にリアリティがあるといえるかもしれません。
緊張感のある絵の作りとシナリオが上手く組み合わさっていますね。
オリジナリティ
狙撃手から身を守るために隠れる主人公というのは見たことはありません。
ハッピーエンドにしないのも、ある意味でリアルな戦争映画といえるでしょう。
総合評価
戦争映画は反戦的な内容でも派手なシーンが多いのが定番ですが、この映画は地味です。
しかし面白かった!
監督は気にしていなかったのですが、ダグ・リーマンだったんですね。
ボーンシリーズ、フェア・ゲーム、ジャンパー、オール・ユー・ニード・イズ・キル、バリーシール。
この監督の作品、ほとんど全部見たことがありますw
しかもどの作品も結構面白かったです。
僕は監督が誰かは敢えて気にせずに見る主義です。
先入観に囚われたくないし、初監督でも面白いことは多いですからね。その逆もしかりですが。
ですのでパッケージとあらすじで見る映画を決めるのですが、まさかほとんどの作品を見たことがある監督だったとは。
腕のいい監督というのは低予算でもしっかりと面白い映画を作れるということですね。